〜会議の進め方とプログラム〜

1.会議や集会の開き方

@ リーダー(役員)は、早めに会議や集会の日時、場所を連絡する。

   A集合時間を必ず守る。(役員は、会員より早く集合する。)

   B集会の時は、歌やゲームなどを取り入れて楽しくする。

   C集会をする時は、前もって大人の指導者にも連絡する。

   D会場の後片付けや掃除を全員でする。

 

2. 子ども会のいろいろな会議

  会議での話し合いが、行事の成果を左右 することになります。充実した話し合いが

   さらに楽しい活動を高めていくこ とになります。

   役員会(リーダー会議)や班長会 儀の結果を班で話し合うことも大切です。

  子どもたちひとりひとりの欲求に大 切に応えながら、活動を進めることがリーダーと

   して子ども会活動を支える力にな ります。

 

  (1)総会(全体会議)

 

  (2)役員会議(リーダー会議)

 

  (3)係会議

 

  (4)班長会議

 

  (5)班会議

 

3.話し合いの基本

(1)3人 以上の集まりであること。

   (2)みんなが意見を出し合うこと。

   (3)話し合いを通して、一人ひとりの考えがまとまっていくこと。

   (4)テーマは事前に周知されていること。

 

4.話し合いの進め方

   @席に着き、開会のあいさつ、会員の自己紹介など

   A司会者、記録者、助言者、などの紹介

   B話し合いのテーマとねらいを説明し理解してもらう。

   C全員が積極的に発言する。

   D出された意見などをまとめ、問題を整理する。

   E全員でまとめられた問題をより深く話し合う。

   F話し合いをまとめ、結論を出す。

   G話し合いの仕方などの反省をする。

   H決まったことをもとに実行にうつす。

 

5.子ども会のプログラム

 子ども会で行われる当日の内容だけで なく、その日を迎えるまでの事前の計画や準備

そして当日のこと、終わってからのまと めや反省、さらに今後の活動に生かすまで、そ

の活動の全体の経過すべてをふくんだも のを「プログラム」といいます。

  (1)年間の計画をつくり、子ども会の総会でみんなで決定する。

@ 昨年1年間の反省をする。

A1 年間の子ども会の目標を立てよう。

B どんな行事をしたいか、会員の意見を聞く。

C みんなが喜んで参加し、楽しく活動できるものを計画する。

D 活動をとおして、ためになるものを計画する。

E 年間計画ができたら、総会でみんなで決定する。

 

  (2)年間計画をもとに、活動の計画をたてる。

 ひ とつの行事で、話し合いから実施までの日数がかかるものは、1〜2か月前く

  らいの余裕を持って計画しよう。

  (3)活動計画を作る時必ず必要なこと。

何 のためにするか・・・・・・・・・・・・・・目的

い つするか・・・・・・・・・・・・・・・・・日時

ど こでするか・・・・・・・・・・・・・・・・場所

な にをするか・・・・・・・・・・・・・・・・内容

ど のようにするか・・・・・・・・・・・・・・日程・進行

だ れがするか・・・・・・・・・・・・・・・・係・役割

・ 全員が、能力に合わせた役割を持てるように、活動内容を考える。

・ 時間や内容を、実行できる範囲で計画する。(無理をしない)

・ 安全や事故を防止するための気配りをする。(KYTなど)

・ 会員の希望・要望を生かす活動であること。

・ 「去年と同じで」というプログラムは、楽しい活動になりにくい。

 

  (4)活動のための準備

    必要な材料・道具・物品はなにか、経費はどうするか

  (5)どのようにして会員に知らせるか

    新聞やチラシをつくり、班長を通じて会員みんなに連絡する。

  (6)やってみて良かった点、つぎの活動に生かすための反省会をして終わりになる。



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