〜ジュニア・リーダーの心得〜
―――地域で活躍するために――― 1.
ジュニア・リーダーとは? @ 子ども会のジュニア・リーダーとは? 糸島市では中学生・高校生を子ども会活動の指導ができるジュニア・リーダー
として育成している。 A ジュニア・リーダーの条件
・子供会の会員一人ひとりをよく理解し、それぞれの良さを伸ばす。
・グループの凝集度を高めていくための適切な指導助言。
・子ども会全体の動きをよくとらえ、総合的に物事をとらえ適切な判断がくだせる。
・いつも客観的に冷静にみつめ、正しい方向をきちんと見出せる。
・だれにでも公平であり魅力にみちた若者。 2.理想的なジュニア・リーダー 自分の住んでいるところの子ども会に所属し、ジュニア・リーダーとしてむか
えいれられ、組織にきちんと位置づけされ、会員とともに日常のさまざまな活動に参加し、良き相談相手となって、多くの子どもから親われるジュニア・リー
ダーとして活躍する。 @ ともに学ぶジュニア・リーダー 人と人との出会いを大切にし、お互いに学びあうのだという態度を忘れずに努
力していく。 ある理想や目的に向って、それを実現しようとする熱意、すなわちヤル気
のあるジュニア・リーダーが今こそ求められています。 A リーダーの資質の向上とは
(例えば) ゲームや歌にしても「自分でやれる」ことと「人に教えられる」ことでは、だ
いぶ技術の差が で
ることに気づかれるだろう。 ※始
めは、「知っている」でもよいが最終目標は「たくみに教えることができる」 そ
のためには、指導法を具体的に理解することと 技術は繰り返し経験すること
によって向上する。 3.子どもに好かれるお兄さん・お姉さ
ん ☆好奇心と夢をもつ人☆ ☆やる気のある人☆ 進んで行動を起こすいわゆる“やる気”の
ある若者 ☆受容性と公平性さを身につける☆ 子どもたちを寛大な心で受け入れ、誰にでも公平な態度で接すること。 4.表現力と理解力を身につけよう ☆歓迎される(頼られる)リーダー・拒否させるリーダー☆ ○歓迎されるリーダー○ ×拒否されるリーダー× ☆納得される話し方と聞き方☆ ○子どもたちに話すときは、 わかりやすい言葉ではっきりとゆっくりと ○相手に態度や考え方を改めてほしいときは、 ・いたずらに説教したり、責めたりしてはいけない。 ●子どもたちの話を聞くときは、 ・誠実で真剣な態度で向かう。 ・相手の言葉を追うだけでなく、その背後にある気持ちを察すること。 ・“うんうん”と、うなずきながら聞く。 ※その場にいない人の悪口をいったりしない!! 5.グループのまとめ役として ☆求められる思いやりときびしさ☆ 思いやりの心 ・・・できるだけ相手の気持ちに近づいて相手を理解するこ
と。 ◎リーダーは言うべきことは、きちんと言うきびしさこそ必要なのである。 ☆班の援助者として☆ ジュニア・リーダーは子どもたちにとってもっとも親近感のもてるアウト・
リーダーである。 班付きのリーダーとして、班の子ども一人ひとりの個性と能力をよく知ってお
く。 6.集いを豊かにする技術 ☆ゲーム・レクの特技☆ 「子ども会は仲間たちと一緒に遊べる楽しいところで
なければならない」 ○ゲームや軽スポーツは子どもたちと容易に密着できる強い武器 ○ゲームや軽スポーツ・レクリエーションの技術はジュニア・リーダー研修の
習得しておくべき必修の項目 ○しかし、グループをとおして一人ひとりの子どもを成長させることが、その
本務であることを忘れてはならない。 ☆企画力・判断力を自分のものに☆ 子どもたちがプログラムの立案から実施そして評価のすべての過程を自分たち
の手で行う。 そのためには まず、ジュニア・リーダーによる適切な助力と助言が必要である。 7.体力と器用さも魅力の一つ ☆運動能力へのあこがれ☆ ☆子どもたちの発達課題への知識☆ 8.知っておきたいこと ☆家庭・学校・地域を結んで ○親も熱心に我が子のことを考え ○学校の先生も一生懸命指導に当たり ○地域の人たちも一体となって取り組んでいる。 ジュニア・リーダーも地域の一員として、子ども会が受け持っている役割は何か知っておく必要がある。 自分の目で確かめる ◇研修会に参加して視野を広げる。 ◇地域の子どもたちに深い関心を持つ団体 ◇市町村教育委員会など行政の施策についての理解 ☆ジュニア・リーダーにとって子ども会とは ○子ども会とは、一体私たちにとってどんな意味を持つ存在なのか? |
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