野外炊飯の指導をする時のポイント

1.始めるめる前に、メニュー、危険な こと、約束事を確認する。

・今日のメニューの確認

・刃物を使うときの注意、火を使う 時の注意、軍手を着用することの約束

・身支度や服装の確認、木綿の長袖 長ズボンが望ましい。

・目標時間を知らせておくこと。

2.メニューに応じて材料と道具の確認

   ・この材料は難に使うのか?     ・材料は何がどれくらいあるのか?

   ・分量は合っているか?       ・どの道具で何を作るのか?

   ・調理器具や食器の数は正し いか? ・薪はどれくらいあるのか?

3. 段取りと役割分担の確認

   ・かまどに鍋がいくつ置けるのか?  ・どういう順番で火にかけるのがいいか?

   ・全体の手順と段取りの確 認、(薪の無駄使いをしないように)

   ・誰がどの作業を担当するの か?(男の子が火の番、女の子が材料を切りたがる)

4. 作業中にもこまめに指示をする。

   ・作業の途中で手が空いている子が 出る。そんな時は次の作業を指示することも大切

    そのためには、指導者が しっかりと段取りを把握しておくことが大切。

5. 配膳は意外と時間がかかることを想 定しておく。

   ・出来上がって盛り付けるには意外 と時間がかかる。出来上がる少し前から準備をし

        ておくと良い。また、盛り付けている間に調理器具を洗うなどしておくと、片付け

        も早く済む。ご飯を炊いた鍋などは、早く水につけておけば洗う時に楽。

6. 食事中は食事についての話題を出そ う。

   ・せっかく日常では体験できない野 外調理を体験しているのだから、出来上がった料理

        を食べながら、野外調理のことや料理についての話をしよう。

7. 洗い物、後片付けが終わったら、調 理用具、食器の数を確認しよう。

   ・班に貸し出された器具が紛失して ないか確認しよう。箸が1本しかないことがよくある。

 

プログラムの進行上、スタッフが食 事を作り給食する場合

1. 時間厳守

・配膳の時間も計算に入れて調理や 準備をしよう。プログラムを重視するからスタッフで

  調理するのだから、時間通りできていないということは、それだけ遅れることになり、

  次のプログラムの進行に影響がでてしまう。

2. 汁物の分量は少し多めに。

・汁物は人数分より少し多めに作 り、おかわりの分も計算に入れておこう。

3. 昼ごはんとしてお弁当パックを使う 場合

・弁当パックを使って弁当を作る場 合は、ごはんがさめてから蓋をすること。ご飯が痛ん

  で食中毒の原因になります。

 


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