〜ジュニア・リーダーの役割〜    

 1. 子ども会とジュニア・リーダー

子ども会のリーダー(イン・リーダー) は、経験が浅くまだまだ未熟なので

導いてくれる指導者が必要です。

大人よりも子ども会の会員と年齢が近 く、親近感が持て、興味や関心に応えやすい

中学生や高校生のリーダーが子どもたち にとってとても身近な存在となります。

 

2. ジュニア・リーダーの役割

(1)子ども会々員同士の仲間作りのよき理解 者で、その活動の中心となり活動すると共に、活動を通じてジュニア・リーダー自らも成長することができる。

(2)リーダー会議や班活動・班長会議のよき 理解者として適切な助言をする。

(3)会員と一体となり行動し、お兄さん・お 姉さん役に徹し、親近感をいっそう深める。

 

3. ジュニア・リーダーの心構え

(1)子ども会で歌を歌ったり、ゲームを一緒 にしながら子ども会活動をリードする立場であること。

(2)いつもお兄さん・お姉さんであって、子 どものよき友だちであること。

(3)子どもが好きで、いつもみんなと一緒に 行動できる身近な人であること。

(4)いつも子どもたちから学びとる努力をす ること。

(5)どの子に対しても、公平にあつかうよう に努力すること。

(6)班や会の中の子どもを一人ひとり観察し て、よく知っている人であること。

 

4. みんなから信頼されるジュニア・リー ダー

(1)考え方に柔軟性がある ⇒ ものわかり が早い

(2)若いということは魅力 ⇒ 子どもたち と年が近く、年代間のズレを感じない

(3)一緒にかけまわる    ⇒ 躍動的である

  (4)情熱的である     ⇒ 一生懸命に 活動する

  (5)親しみがもてる    ⇒ 親 近 感

  (6)新しい時代の流れに対応している ⇒  新しい感覚をもっている

 

 望まし いリーダーと好ましくないリーダー

望ましいジュニア・リーダー

 ・子どもたちや子ども会のことがよく わかっている

 ・みんなの活動をよく手伝う


 ・子どもたち にとって親しみやすい

 ・ユーモアがある

 ・いつも自然にふるまう

 ・みんなを平等にあつかう

 ・なんにでも協力的

好ましくないジュニア・リーダー

 ・ボス的にいばっている

 ・威張って自己中心的

 ・子どもたちやグループといっしょに いない

 ・いつも不機嫌である

 ・いろいろなことに興味がない

 ・不公平でえこひいき

 ・非協力的

 

5.ジュニ ア・リーダーとして知っておきたいこと身につけておきたいこと

 《ジュニア・リーダーが備えておきた い知識と経験》

(1)子ども会の組織や会則の作り方とその運 営

(2)話し合い活動の意義と会議の討議の方法

(3)予算や決算の仕方

(4)集会の開き方や運営方法

(5)レクリエーションの意義や指導方法

(6)調査や記録の仕方や利用方法

(7)他のグループや機関との連絡方法

(8)グループ活動の正しいあり方の理解や経 験

(9)野外活動、特にキャンプの意義と経験

(10)      その他行事活動の効力と理解

(11)      安全に関する理解と配慮

(12)      プログラムの立て方

(13)      広報活動や連絡のとり方

(14)      評価や反省の仕方

 

リーダーはドラえもん DORAEMON

  ream(夢)  があること

  Object(目 的) を決めていること

  Regular(定期 的・日常的) であること

  Action(行動 力) がある

  Estimate(評 価) ができる

  Memory(記 録) をのこす

  Organization(組 織) 力がある

  Nurture(養育 力) がある

  ・未来に向かう子どもたちと夢をも ち、しっかりと目標を決め、行動力のある人が

   ほんとうのリーダーです。

  ・リーダーは記録を残し、子どもた ちの評価をきちんとできる人でなければいけません。

    また、リーダーはグループを育 てることがとても重要です。

  ・リーダーは、優しく接して、子ど もたちにしっかり反応しなければいけません。

 

★みなさんも子ども会のドラえもんをめ ざしてがんばりましょう!


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